内臓と素描

ちょこちょこ書くから読んでね。

手帳が全くかけない人の手帳遍歴

 

来年の手帳がぼちぼちロフトに並び始めたこの頃、私は手帳売り場を横目で見ながら苦虫を噛み潰したような表情をして通り過ぎる。

それもそのはず、私は手帳を使うのが死ぬほど下手かつ絶妙に食指が動かずあまり手帳やライフログをまともにかけたことがない。

ただ手帳を綺麗に記入し、予定を管理するみたいな「仕草」には大変憧れがあるため何度も挑んでは挫折してきたのであった。

というわけで今日はその宇宙一しょうもない苦闘の自分史を整理してみようと思った次第である。

 

 

2015年:なんかよくわからないマンスリー

 

もう無い。多分捨てた。

バイトのシフトと遊びの予定を記入するだけだった

 

 

2016年:ペーパーブランク

 

 

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こんな感じで表紙が可愛くて買ったけどインクは裏抜けし放題で実用はしんどかった。

 

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これくらい抜ける

 

 

2017年:トラベラーズノート

 

紛失。多分これも中身は捨てたんじゃないかと思われる。

この頃トラベラーズノート流行ってて憧れて買ってみたものの全く使いこなせなかった。

リフィルノートをカスタマイズして使うわけだけど入れ替えが面倒で……。あと単純に小さくて書きにくかった(カードサイズ)

 

 

2018年:カキモリのオーダーノート

 

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カキモリで作ったノートをシールでデコレーションしていた。今見るとあんまりセンスがない。現状はだいぶ劣化しているのですがさすがにもう少し綺麗だった。

マンスリーとウィークリーのリフィルを入れて使ってた。普通に使ってたもののなんだかしっくりこず。

この年は就活やってたのでちょっと中身はだいぶ見せられないよ!って感じでしたが一番手帳を自然に活用してた感がありましたね。

 

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ただ、こんな感じで日付を書き入れるのが億劫だった。自分の字も好きじゃないからうっすら嫌な気分になりつつ使っていた。

 

 

 

2019年:MDノート

 

 

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文庫本サイズ。この年もシールでデコレーションしていた。

なお就職先で「そんな小さい手帳で何が書けんの笑?社会人なんだからもっと大きいの買わなきゃ笑」みたいな嫌味を言われてダルかった。手帳をやめるより先に仕事を辞めた。(書くこと多いし大きいの買った方がいいよという趣旨は分かるが小姑みたいな嫌味ったらしい言い方に腹が立った、社会人に向いていない)

週間レフトを使うのが向いていないかもしれないと思い始めた。

 

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週間ページ

 

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月間ページ

 

ちなみに

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4thだってよ……。

 

 

 

2020年:ほぼ日(オリジナル)、ジブン手帳Lite

 

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無職で暇かつキラキラ手帳インスタグラマーに憧れていたので二大巨頭のほぼ日とジブン手帳を買う。

ジブン手帳は恐らく破棄済み。

ジブン手帳のブロック体の印字がとにかく好きじゃないという理由でLiteを買うもあっさり挫折。2ヶ月も使わなかった、多分。

 

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ほぼ日は使い道が思いつかなかったので映画、展覧会などの鑑賞録兼日記になった。なんとか一年完遂(本当に暇だったから)

カバーが高いかつ気に入るものがなかったのでこの年もシールでデコって適当なクリアカバーをつけていた。

 

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やたら頑張っていたページ(ここだけ)

 

 

 

2021年:ほぼ日(オリジナル)、ペンギンダイアリー

 

 

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またほぼ日を買う。理由は覚えてない。

恐らく映画のチケット貼ったりするのにはそれなりに重宝していたかつ、他に代替を考えることも億劫だったため半ば惰性だろうと思う。

やっぱりマステでデコレーションしてある。(やはり好みのカバーがなかったと思われる)

 

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月の始まりのページに当月行きたい映画館や展覧会を書いていた

 

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クリアカバーのポケットには行った展覧会のチケット(貼るには大きすぎたため)

 

デイリーページは2020年と大差ないため割愛。

この年はスケジュール管理用としてSuicaペンギンのダイアリーを買って使っていた。(日記ではスケジュール管理が若干やりにくかった)

これも確かウィークリーページがバーチカルで使いこなせなかったので、ほぼマンスリーしか使ってなかった……と思う。まあ、可愛いからいいのです。

 

 

2022年:ほぼ日、ワーキングマザーの手帳

 

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ほぼ日。

この年は英語版。英語版は黒一色のところに金の箔押しがあるのみで別にデコレーション等何をしなくてもいいという理由で英語版にした記憶がある。

恐らく2021年同様の理由でほぼ日を買うも面倒くさくなってきたのか、5月6月あたりで一切の記入がなくなっている。

 

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ここから記載なし

 

手帳に挫折したというよりも私生活が充実しつつあったと考えられる。

私は人生暇だと手帳なりなんなり丁寧な生活をしたがる傾向にあり、暇な時って大抵精神が終わり散らかしています。

 

 

ワーキングマザーの付録が充実している手帳を使いたい!なんか意識高そうでかっこいいから!というモテたくてギターを始める男子高校生みたいな理由で使い始めた。

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ワーキングマザー(全くマザーじゃない)の手帳

 

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この頃は仕事をかけもちしてたので掛け持ち先のシフトを書いていた。意外とシール貼ってあったさて頑張ってる形跡が見受けられる。

 

マンスリーはセパレート式の週間ブロックで普通に使いやすくメイン手帳として1年使い切った。なお機能の1/3くらいしか使えていなかったと思われる。単純なオーバースペック。

 

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真っ白!

 

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なんかインスタで見つけたネップリを何とかして頑張っていた形跡も見られる。

 

 

 

2023年:ガントチャートダイアリー

 

 

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mofusandのステッカーかなんかを買ったのかそれを貼っていた

 

ワーキングマザーの手帳で使ってたガントチャートが映画公開日などの管理に意外と役に立ったので(本来のガントチャートの使い方とは大分異なるが)ガントチャートをメインにしている手帳にした。ウィークリーもどうせ大して使いこなせないし、書くことも、管理する予定もこの頃はもうそれほどなかったので十分だった。

 

 

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ガントチャートも今見たらほぼ使ってなかった!草!

マンスリーさえあれば私は事足りるんだなあと気づいたのがこの頃。なおかつ大判(で薄い)手帳は書きやすいに気づいた。

当然だが薄くて軽くてよかった。

 

 

2024年:無印良品 マンスリー

 

足るを知り、全てが億劫になった。

普通に手帳を書きたいとすら思わなくなってきて、最低限の予定だけ記入出来ればそれでよしという具合。

大判でマンスリーさえあればよく、マンスリーのみであるが故にマンスリーカレンダーのページを大きめに取るという感じで無印に。

映画の特典で貰ったポストカードやシールを貼ったりしていた。

写真はない、どこか行った。

まあつまり、人生が楽しかったんだと思います。

 

 

2025年:無印良品 マンスリー、PureLifeDiary

 

 

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継続して無印のマンスリー。運用は2024と同じ。

なんかまた色気を出して2023年と同じ理由でPureLifeDiaryを購入するも2ヶ月も続かず終わる。

普通に私生活バタバタしていて書いてる余裕がなかったのと、意識高いものに憧れる割に意識高いものに一切馴染めないのでテーマが決まっている手帳が恐らくたいへん向いていない、自明だが。

 

 

2026年:Logical Diary(マンスリータイプ)

 

 

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こちらもマンスリーだけ。

表紙のネコチャンが可愛かった、それだけでこれになった。

ページ構成は無印と同じくマンスリーとノートのみ。

 

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スカスカ

 

運用方法も2024,25と変わらず。ほんとにネコチャンがいるかいないかだけ。ネコチャンはいるほうがいいでしょう。

ただ最近は仕事で一日単位で管理する必要のあるものが増えたり、単純に作業量が増え記憶が怪しくなってきたり、いつのだか分からないあらゆるメモが飛び散ってめちゃくちゃになってきたのでまとめて書けるものが欲しくなってきた。

 

 

終わりに

 

この通り、辛うじて2年以上使った手帳がほぼ日か無印しかない。

文房具が好きな人間が最後に行き着くのはおそらく手帳である。可愛いシールも可愛いペンも万年筆も全て使うことができるからだ。手帳はある一定のラインを越えると趣味になるのだ。

だが私は文房具が好きな割に本当に手帳が書けない、最低限の予定さえ分かればいいのであった(悲しいかなそれほど締切管理やタイムスケジュールの把握が必要な職業でもない)

 

ライフログにジャーナリング、推し活手帳。コモンプレイスにバレットジャーナル……それほど書くことがないし、管理ができない。わざわざ書くことを作り出すのだとしたらそれは手段と目的の入れ替えが生じているだろうし、こういうものに私はいまひとつやる気を出せない。

 

昔はそれと知らずにジャーナリングのような事をしていたが、それは特に相談できる人もおらず自分はこの世界で最も不幸だと信じて疑わなかった人並みに悩める思春期の頃だったからであって、特に深刻な悩みもなくそれなりに生きることができてしまう今、改めて書くこともないのであった。

 

と、まあ弁解を並べてみるも全て「酸っぱいぶどう」である。

綺麗に手帳が書けるしっかりした大人の女性になるつもりだったが無理である、大人になって10年も経てば限界も何となく見えてくる。

本当に手帳を使いこなせない。綺麗に手帳をかける女性(同性だから女性と言ってるだけで別にそれ以上他意はない)心底憧れるし尊敬している。

 

今年はSuicaのペンギンカバーがほぼ日から出るので今年からはもうほぼ日に魂を売り渡す他ない……と思っているわけだが本当に1日1ページ書くことが見当たらない。

現状ニュースのスポーツ枠よろしく野球の結果でも書こうかな(まあ書き続けたら意外といい記録になる気もするが)くらいしか思いつかない!

 

仕事用は1日1ページの方が書きやすいと思うので採用したいが文庫本サイズでは小さく、カズンではオーバースペック(特にバーチカルが不要)で重いのでさてどうしようかなと悩むこの頃である。

まあ中身のないライフを絞り出してまた日記書いてもいいのだが、ショート動画を延々と見ている私に書けるライフが本当に存在するだろうか、いや存在しない。(反語)

松山、友人を訪ねて

 

 

 


自由の利く業務委託からがっちりと会社に首輪を嵌められること早一年が経とうとしていた。
勤めびとというのはなんとも苦労が多く、休みが少ない。基本週二日のみで祝日なんてものは存在せず、基本は労働か、よくて休日出勤の代休があてがわれる程度で、夏休みなんて甘美な響きは深海よりも遠く深く手の届かない場所に投棄された。
あるのは雀の涙よりも少ない有給のみで、多少の給料とひきかえに私は休暇、すなわち時間をを失ったのである。

 

さて、それまでふた月連続で青春18きっぷで鈍行旅をしたり、あれこれ口実をつけては日本全国津々浦々へすっ飛んでいた。しかしながら、こんな日々ももう終わりなのだろうと感傷に駆られながら尾道の階段で昼寝をする猫を羨望の目で見つめていた。

しかしこれは性分というべきか癖と言うべきか。急に大人しくも出来ず、多少の連休をぷよぷよのように作り出してはやれ温泉だなんだと相変わらずどこかしら元気にすっ飛んでおり、クレジットカードを印籠のように振り翳しては、あくせくJREポイントを貯めていた。そろそろ職場で土産を渡す度に先月は山梨で今月は神戸とは一体こいつはなんなんだと白い目で見られそうな気配すら感じていた。

 

そして二月下旬。私は青森にいた。
鯵ヶ沢駅近くの砂浜で打ち上げられて死んだ魚の数を数えているとスマホが震えた。
そこには数年前勤めていた職場の同僚であった。
そこは何もかもが全てがめちゃくちゃで、我々は何が何だかわからんままに労働し、ややあって倒産した伝説の会社である。
彼女とはその会社で一緒だった。

 

同僚とは一口にいえど私とその人は十近く歳が離れており、当時の私といえば資格を持っているだけのくねくねした青二才に過ぎなかった。対するその人は当時の私と同じ歳の頃にはもう家庭を持ち、数年前の時点で小学生になる子供を三人を育てている母親であった。
散々好き勝手やって、三十路も目前に見えてきた現在も相変わらずくねくねしている私とは正反対の人生を歩んできた人だと言えるだろう。

 

毎月変わるリポートライン、何の前触れもなく突然休業を知らせてくる経営陣、どこで何やってんだかわからない理事長、不安定な経営状況、縁故採用のオンパレード、シゴデキ(笑)キャリアウーマンを気取るものの雰囲気ほど仕事ができる訳ではないシフトも情緒も不安定なアラサーのフリーター、とにかくネタには事欠かなかった。

 

斯様に私たちは年齢もライフステージもバックグラウンドも何もかもが違ったが「職場がカス」の一言で私たちは連帯、団結していた。(誇張でもなく戦場と言っても差し支えなかった気すらする)の中で、奇妙な仲間意識のようなものが育まれていたように思う。

 

今、指折り数えてみれば、彼女と私が同じ修羅場に身を置いていたのは僅か半年ほどの期間であり、同僚として関わった期間は(実は)それほど長くない。だが私にはどうにも数年ほど彼女と同じ職場で働いていたように思えるのだった。

 

彼女はコロナ禍の真っ只中に配偶者の転勤が決まり松山へ引っ越した。松山に引っ越した後、前述の通り小中学生の息子三人を抱えながら看護学校に通い始めた。それから三年あまりが過ぎ、遂に国試を受け看護学校を卒業するというのであった。

 

青森の浜辺でくねくねしている青二才こと私は彼女を心底尊敬することしか出来ない。とてもではないが普段どんな生活をしているかなど言えないので、ピッと背筋を伸ばされるような思いがした。

 

三年もあればこちらも状況が色々変わった。ざっくりとした近況報告を済ませ、松山にも遊びに行きたいですなんぞとメッセージを送った。すると案内するから来てよと返信があったので、予定を詰めていると三月のいついつがよいという旨のメッセージが届いた。


今は二月下旬、限界まで遅らせたとて一ヶ月もない。松山まで赴くとなれば飛行機を使うことになるだろう。直前の、しかも進学就職が重なる時期の飛行機は高い。

いやいや流石に……と思いつつJALの便を探す。交通費は何としても安く抑えたくセールに張り付くような私である。三万弱の価格がずらりと並ぶ光景には脂汗が毛穴という毛穴から吹きだした。

されど、向こうは向こうで四月から病院に就職が決まっているとのことで、またとない絶好の機会という他ない状況であった。 

 

これは懺悔であるが、一度彼女が引っ越したあと東京で会ったことがある。その時看護学校に合格していたことは知っており、いつか松山にも遊びに行きたいです〜なんぞと言っていたが結局松山には訪問せずじまいだった。

 

実際松山に遊びに行きますなんて言うのも半分社交辞令で、彼女も松山に引っ越したのならば松山に暮らすなりの生活があるだろうし余計な世話だろうと思っていた。更に看護学校とはとかく厳しく三年間常に時間に追われるような場所である。実習なんかと被りでもしたら最悪としか言いようがないだろう。という具合におおよそこんな感じで三年間松山、というよりも彼女を訪ねることはなかった。

 

ここで行かなければ二度と会うことも無いかもしれない。彼女を賞賛する気持があるのならばここは松山まで赴くのが筋ではないか、と思った私はなるべく安い便――というよりも手段を含めて模索し、一万余りの早朝便をなんとかもぎ取り松山へ向かった。

 

松山城や道後、あるいは松山の路面電車が走るまちなかを歩きながら私たちはいろいろな話をした。
惨惨たる職場の思い出話だったり、好きな物の話だとか将来のというのにはあまりにも夢想的な話までひっきりなしに話していた。

 

その中でも一等印象に残った話を忘備録的に書き残しておこうと思う。
さて、松山に引越して看護学校へ入学した彼女であったが、勿論社会人を経て学生になった者もそれなりにいたとは言うがそれでもやっぱり大半は現役生たちが占める環境だったという。
彼女はそんな学生生活を振り返りながら言った。

 

「あの子たち次何色に髪染めるかとか彼氏の愚痴とかで一時間話せるんだよ」

 

自分の学生時代をまだ割合鮮明に思い出せる私にとっては身に覚えのある話で、ほんの少し耳が痛くいたたまれなくなったりした。
苦笑い交じりに相槌を打つと彼女は続けた。

 

「私はさ、もっと現実の話をしたいんだよ。リアルなお金の話とか生活の話とか」

 

何も彼女の言ってることは学友たちを見下してるとか意地悪を言ってるとかそういうことではないのだ。単純に彼女と彼女の学友とは単純な生きてきた時間の長さも、現時点の人生のフェーズも何もかもが異なる。経験値やそれ故に見通せる距離も違うし、考えなくてはならないことも多い。
ただ裏を返せばそれを二十歳前後の学生たちに求めるのもなんとも酷な話であり、そもそも無理な話だろうとも思った。

 

二十歳くらい離れてるってことは親子でもおかしくないくらい歳離れてるわけですもんね、と私は笑った。すると彼女は「そっか、そうだね」と閃いたように頷いた。

 

「なんだったらお子さんとの方が歳近いっていうか、お子さんのお姉ちゃんでもおかしくないくらいの歳じゃないですか?」

 

と私が言うと彼女は少し指を折って「確かに〜!そうだわ!」と彼女は笑った。
私は自分で言っておきながら少しぞっとするものを感じていた。

 

というのも三年前、転勤をきっかけ中松山に移ったものの、二年が経った頃旦那さんはさらに転勤が決まり今は東北に単身赴任しているという。
つまり彼女は家では子供たちを見て、登校すれば20も離れたクラスメイトと学校生活を送る、と恐らく一日の中で「大人」と会話をすることがほとんどなかったということだ。

 

対等に(というとやや聞こえが悪いがあえてそう書こう)同じ目線で大人として会話できる相手がいない。それは想像を絶する孤独だろう。

 

「だからね、今日は頭痛薬さんに会って話せて本当によかった。こんな遠い所まで来てくれてほんとにありがとう」 

 

とそれは神妙に言うので、私は何となしに尋ねた。

 

「え、今まで他に誰か松山に遊びに来たりとかは――」

 

すると彼女はあははと笑いながら言った。

 

「ないない!ないよ〜。わざわざ松山まで来てくれる人なんて」

 

私はそこで何も言えなくなった。
そして私は何故もっと早く松山を、否彼女の元を訪ねなかったのだろうかと後悔した。

 

1月に1回はどこかしらに飛んでいた私だ。いつだって行く気になれば松山(かそうじゃないにしても宇和島とか八幡浜だって愛媛はいくらでも候補に入っていたのだ)まで行くことなんて容易かったのに。
看護学生じゃそもそも授業とか実習で忙しいだろうし、そもそも社交辞令みたいなものだろうと単なる億劫に何かと言い訳をつけて連絡を入れることもせず連絡のひとつも入れなかったのは私だ。

 

彼女はこの旅行中本当に申し訳なくなるほどよくしてくれた。空港まで車を出してもらった上に食事もご馳走になり、家に泊めてもらい果てはお土産まで頂いた。
そんなご厚意に甘えていたわけだが、そうか、この人にとってはそうするだけの価値がある客人だったのかと実感した。私も彼女の立場だったらできる限りの歓待をしただろう。

 

これは私の悪癖というしかない悪癖なのだが、人間関係を築くのがそれほど苦手というわけでは無いものの、人間関係あるいは人そのものにもそれほど頓着しない。
大体たまたま職場や学校で一緒だっただけの人間など向こうも覚えてもいないだろう、向こうには向こうの生活があるだろうとそれきりになることが多い。

 

私には互いに若干のライフステージなどの違いがあれどそう遠くない距離に住み、かつ少なくとも月1回以上の頻度で映画を見にいったり食事をする友人が数人はいて、特に友人関係に対して閉塞感を覚えたことはない。
多分私が人付き合いに対してそういうスタンスを貫き「袖触れ合うも他生の縁」とある種、人との縁をぞんざいに扱えるのも甘えだとも言えるのかもしれない。

 

とはいえ、この先私も友人もどうなるかは分からない。
三十歳、互いに結婚なり出産なりライフステージの変化が起こったとて何も不思議じゃない年齢に差し掛かっている。
悲しいかな、女たちの友情にはしばしばライフステージによる断絶が生じる。最近友人にも恋人が出来た。
いつまでこうしていられるだろうか――普段は目を背けつつも、内心足元の薄氷の気配に常時怯えている。

 

そもそも本来このように長く続いている友人自体貴重で、さらに言えば大人になってから出来る友人などほぼいないということだ。
私自身それを実感としての理解を欠いていたし、私だけではなく、一般論から考えればまた相手も同じなのだと私はようやく理解した。

 

彼女に関しても友人と呼べるほどの関係値なのだろうかと考えあぐねたし、私のような青二才が彼女を一方的に友人と呼ぶのも不躾で恐れ多い気もしていた。
だがもしも友人だと呼べる人がいるならば彼女はまさにその人なのだと気づいたのであった。

 

私の青年期における日没も恐らくそれほど遠くない。これから先、友人関係を維持することは恐らく簡単ではないのだろう。
だからこそ人間関係の維持に労力を惜しんではならないのだと思った。
友人を大切に、小学生の標語みたいなことを身をもって実感した松山旅行であった。

 

最後、松山空港まで車で送って頂いた。
空港のロビーで4月から頑張ってと言う言葉が喉元まで出かかったのをそこで止めて、私は敢えてお互いに頑張りすぎないことを頑張りましょう、と言って私は搭乗ゲートに向かった。
今度もう少し余裕ができたら現地集合で沖縄でも旅行しようねとやわらかな約束を取り付けて。

 

 

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(追伸:この度は大変お世話になりました。大変ささやかではありますが、インターネットの辺境のこの場を借りて厚く御礼を申し上げます)

 

 

 

 

初めての野球観戦をしにハマスタに行った日記

 

最近は暇を持て余しプロ野球にハマろうと頑張っている。友人にそんな話をすると「だったら一緒に見に行かない?」と誘われたのは2月頃のことだった。
とはいえ、現地観戦なんてガチっぽいし私は選手も全然わからん状態でぇ……そんなとこに野球を1ミリも知らない人が行ったらドヤされませんか……?あと球場怖くないすか?とくねくねしていた。

 

すると「全然怖くないよ〜売り子さんからビール買って野球見ながら外でお酒飲むの楽しいよ〜」とのことだった。
友人は家族でプロ野球を見ており(西武ファン)年に一回くらい家族みんなで現地観戦するらしく割と慣れているようだった。

 

ネトフリには元から加入していたので予習としてWBCは見たものの、ギリギリ大谷翔平(以下敬称略)が分かるくらいで他の選手のことはほぼ知らない。山本由伸すら若干怪しい。
WBCを通して辛うじて覚えたのは周東くらいである。とても足が速いね。と言う話をするとソフトバンク戦にしようということになった。友人曰く一人わかる選手がいるだけで違うらしい。

 

西武対ソフトバンクを探していたものの、予定が合わず、それなら交流戦に行きたい!と友人が言ったので日程とかを色々友人が調べた結果横浜対ソフトバンクの試合を見に行くことになった。この辺はおまかせしたのでよくわからない。そもそも交流戦(セ・リーグ対パ・リーグ)がなんなのかもこの時点ではわからないし席も分からないので全ておまかせしてしまった。

とりあえず横浜側に座ることになったので横浜ベイスターズについて予習を始めることにした。

 

席を取ったのと同時期にテレビを購入し、特典としてU-NEXTのうんヶ月無料みたいなやつがついてきた。奇しくもU-NEXTでは横浜ベイスターズの試合が見れるらしいのでそれを見ることとした。
あとYouTubeもあったので何個か見た。


反対にソフトバンクの試合はなかなか見れることがなく、結局あまり分からないままだったが。(せっかくならとソフトバンク戦を取ってもらったのに大変申し訳ない限りである)

 

関内駅はいかにも横浜ベイスターズ一色!という感じで凄かった。選手のポスターが駅にいっぱい貼られていた。
あと降りたとこがいい感じになってた!綺麗でいろいろある。有隣堂もある。駅前はユニフォームをきた人がいっぱいいた。みんなそんなユニフォーム買ってるんだ!?と思った。

 

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関内駅

 

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スターマンのフロート。かわいい。

 

 

友人は横浜駅で迷ってしまったらしく、始球式間に合わないわ!と連絡が入った。ライブくらいしか行ったことがないので入場できないんじゃないかと焦ったが、そんなこともないらしい。
あと私はてっきり始球式は芸能人が来る時とか特別な日にやる式くらいに思っていたのだが、毎試合始球式はやるらしいということをこの時初めて知った。


安心しつつ友人の代理でチケットを発券して有隣堂をふらふらしつつ、何とか合流。そして入場した。

 


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ハマスタ 近くで見るとでっかい。

 

後ろの方の席(多分外野席?)だったのだが球場、思っていた以上に広くてびっくりした。特に外野がものすごい広い。外野のフライを落とすとあーあっていつも思ってたけど、こんな広いとこを3人だけで守ってたら落としても仕方ないなと思った。

ついでに外野守ってる選手が割とすぐその辺に立っている。普通に近くてびっくりした。

 

 

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人がいっぱいいてすごかった

 

 

しかも本当にみんな野球やってるんだ(?)という感想を言って、お前は何言ってるんだと言われたがほんとにやってるんだ〜という感じがした。

 

そしてご飯を買いに行く。ご飯についてはめちゃくちゃ調べてきた。名物と紹介されていたみかん氷は絶対食べたい(この日は暑かった)と思っていた。
あと限定チュロスがあるらしいという情報をXで見たのでどうしてもチュロスだけは絶対食べたかった。

 

限定チュロスはこれ

 

なかなか日本人の男性名が書かれてるチュロスもないので絶対絶対、絶対おもしろい。
ということで友人とお店探しに奔走したわけだが、チュロスを見た瞬間友人が「これ食べたいの!?ねえ、これほんとに食べるの!?」(選手わかるの?or誰かのファンになったの?の意)と困惑しまくっていた。
日本人の男性名で作られてるチュロスって中々ないし面白いからと言ったら、「ああ、そういう感じね……」と友人はものすごく納得していた。逆にそれで納得するんだ。まあ奇行が多いから仕方ないね。

 

5人分くらいの種類があって、サンプル持ってる本人の写真がとてもよかったため「やすあき」が良かったのだが、ざんねん。(上のリンク先の画像を見てほしい、なんかテンションがよかったので)もう売り切れてた。


なので、野球とは別件ではあるものの耳馴染みがある「しゅうご」にしてみた。
私が見てる間に牧はあまり出ていなかったからどういう選手かちゃんと知ってるわけではないのだけれど、めちゃ人気の選手なんだろうな〜とは思った。(WBCも出てたし)それに体感、ユニフォーム着てる人の8割くらいは牧か筒香だった。
友達は「としろう」にしてた。あんまりチュロスにはならなさそうな響きでいいなと思った。 

 

 

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フォントがなんとなくかわいい

 

 

これが思ったより大きかったのでチュロスと唐揚げを食べたらだいぶお腹が膨れてしまった。写真ではそんなに大きそうには見えなかったんだけど多分選手が持っていると小さく見えるみたいな縮尺バグ。マツコがティーカップ持ってるとデミタスカップに見えるアレ。

デッカいな〜とは思ったものの、チュロスはモチモチで甘さもそれほどくどくなく、多分人生で食べたチュロスの中でもトップレベル美味しかったと思う。あと、なんか砂糖が美味しかったな。

 

売り子さんがちょうど通りがかったのでビールも買った。横浜スタジアム限定のやつ。
売り子さんはめちゃくちゃ可愛かった。ビールもあっさりとした飲みやすいビールでとても美味しかった。ペールエールなのかな?暑い時にゴクゴク飲みたい感じのビールでした、おすすめ。
機会があったらぜひ飲んでみてほしい。

 

暑かったのでみかん氷もちゃんと食べた。
かき氷が好きなので毎夏、いや下手すると冬もやたら高いかき氷をかっこんでいるが、そうだよな、本来かき氷ってこういうものだったよな……と思った。シンプルで美味しかった。あとデカかった。
球場のもの、何でもデカい。

 

 

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みかん氷。友人のはいちごみるく。

 

 

試合は私が来た頃は横浜が勝っていたのだけれど、そのうちホームランを打たれたりして逆転されてしまった。

最終回に代打で牧が出てきて「ほら、牧出てきたよ〜」と友人に言われた。代打で出てきただけですごく盛り上がった。チュロス買いましたからね〜とか言ってたら、打球は高く上がってボールはフェンスを超えてこちら側に飛んできた。
ホームランだ。

 

か、かっけぇ〜〜〜…………………!
ビハインドから代打で出てきてサラッとホームラン打っていくのはさすがに熱いしかっこいいがすぎる。


そりゃみんなユニフォーム買うよな……と思った。

若干邪な気持ちでチュロス買ったけど、実際活躍するとなんか嬉しくなりますね。この選手(球団すらない)のファンですみたいなのは未だにないけれど、なんか牧のことはうっすら好きになりつつある。脳を焼かれるという感じだ。

 

結局このあとすぐに横浜は負けてしまったのだけれどご飯は美味しかったしビールも美味しかったし野球を見るのもとても楽しかった。
あと意外と座席でゆっくり野球を見てる時間って少ないかもしれないなと思った。(ご飯屋さんの列に並びながらテレビで試合見てたりする時間も結構あった)


私は横浜のふわふわたち(バートとチャピー)が可愛くてとても好きなので帰りにグッズも買った。
⦿ ⦿ ←こういう目をしてるキャラクターに私はとてもとても弱い。
色んなグッズがあったのだけれど家はぬいぐるみだらけなので手乗りのこの子にした。毛の感じがいい。本当にかわいい。

 

 

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手乗りサイズのチャピー

 

 

ぬいぐるみもいっぱい見たけど、やっぱりマスコットはあの広大な球場をポテポテ歩いてるところがいちばんかわいいな〜と思った。実際見に行った日からオススメに流れてくるチャピーの動画を見るのがやめられない。すごく可愛い。

 

お店の中をみてたらサイケデリッククリアファイルがあって即購入を決めた。

 

 

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風邪引いた時に見る夢っぽい(ほめてる)

 


これは選手が描いたマスコット、画伯シリーズというグッズみたいだった。私は特にこの子が好き。

 

 

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ダントツヤバくて、あまりに愛おしいがすぎる。ぬいぐるみにしてほしい。

 


あとお店の外にあった膝カックンフィギュアのガチャガチャをやった。なんか面白かったから。何個か繋げたかったけど1回500円なのでさすがにやめた。
一応背番号がふってあってこれはどの選手っていうのがあるみたいだった。これ先輩と後輩とかで引いたら後輩が先輩に膝カックンする図が生まれたりしてぜったいに面白いと思う。やっぱりもう1回やれば良かった。

 

 

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膝を指で押すと膝カックンする。 ※メモが挟まらず龍が如く冠婚葬祭展の清めの塩を持ってもらった

 

 

最後に記念にランダムのトレカを引いてみた。トレカ、嵩張らないし行きましたという感じがしていいな〜と思ったのだけれど、友人(ランダムグッズ交換譲渡戦士)に横から「これ買うの!?誰が出るかわかんないんだよ!?それでもいいの!?」と食玩付きお菓子を持っていった時の母親のような口調で言われて面白かった。ランダムグッズに毒されまくっている。悲しい女オタクの性だなと思った。

と、言うことで二次会で「分からない人だったらwiki読むね」といいながら開封した。

 

 

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牧だ!!

 

「牧ひいた!」といって友人に見せると「君ってなんか持ってるねぇ」としみじみ言われた。

 

と、こんな感じで野球どころかスポーツ観戦自体生で見るのが初めてだったのだが、とても楽しかった。

もっと近くでマスコットが動いてるとこみたいし、ご飯ももっといろいろ食べてみたいですね。野球ももっとちゃんと見れるようになりたい。また行けたらいいな〜と思います。西武ドームのピザとか食べたい。

 

 

 

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P.S.ちなみにもう一枚のトレカは戸柱さんでした。wiki読みました。スターマン(ハムスターの子)と仲がいいみたいでとてもかわいいね。おしまい。

 

 

 

最近美味しかったもの 酒編

 

1.仙禽 オーガニックナチュール

 

日本橋の焼き鳥屋でなんとなーく日本酒が飲みたくて注文した。
辛口なんだけどまるで甘口の、というかデザートワインを飲んでるかのような日本酒。芳醇で果実感があるお酒でした。

これで仙禽にハマって他の仙禽もいくつか飲みましたが、なんだかんだで一番普通の2200円のオーガニックナチュールが好きかも。
意外と栃木は美味しいお酒が多いなと思いますね。以前紹介した洞窟の酒蔵も那須の方でしたしね。

 

https://senkin.co.jp

 


2.水芭蕉 純米大吟醸

土産で飲み比べセットを貰いました。群馬県沼田のお酒。純米大吟醸、純米吟醸、吟醸酒の三本で、この中だとこれが一番美味しかった!

仙禽のような味わいとはまた違って、日本酒らしさを残した日本酒。結構フルーティな感じではあるんだけどちゃんとお酒って感じ。全体的に柔らかいんだけどちゃんと日本酒を飲んでる感がある。
まさに美味しい日本酒という感じで美味。

水芭蕉くれた友人いわく、直営店では他にも色々売ってたとの事だったので今度は自分で足を運んでみたいね。  

 

https://www.mizubasho.jp

 

 

3.田酒 特別純米酒

これはですね、先日の青森旅行でふらっと入った居酒屋で飲んだやつ。うっすら名前だけ知ってたので飲んでみようかなということで頼んでみた。

そのお店では田酒の中でも一番安いものだったけど、軽い口当たりでキリッとした中に柔らかな甘みがあってすごく美味しかった。なんというか飽きがこないというかすっと馴染む感じで料理を問わない気がする。そのため結構な勢いで飲んでしまった。
お土産に買おうと思ったけど入手困難らしくどこにも売ってなかったのでお店とかで見つけたら飲んでみるといいと思う。

北東北はちょっと日本酒の美味しさの格が違うなと思いました。何飲んでもトップレベルに美味しい。

 

https://aomori-sake.or.jp/kuramoto/denshu.html

 

 

4. ル・マルキ・ド・カロン・セギュール

去年12月神戸で神戸牛の鉄板焼を食べたのですよ。
その時に「飲み物どうする?この牛すじのグラタンに合う赤ワインあるからこれ飲むといいよ」といってストロングスタイルペアリングとして注いでくれたのがこちら。

2019年だったかな?
調べたところカロン・セギュール自体の当たり年は2018年とかその辺だったみたいなので微妙に当たり年では無いっぽいけど今は割と入手困難っぽそう(6,7年前のものだしそらそう)でした。

個人的に赤ワインはフルボディ派なんですよね。どっしりと重みがあって渋みがあるような、そういうワインが好きな傾向にある気がします。
これはフルボディでありながら口当たりよく、柔らかい酸味もあり、シェフの言う通り肉料理にとても合うワインでしたね。

そんなわけでこんな感じのワインを4,5杯飲んで4000円だったのでコスパがすごかった。

 

 

5.シャブリ アルベールビショー 2015

前述の神戸の鉄板焼きのストロングスタイルペアリング白ワイン編

いや、よく考えたら2015年って結構年代物なのでは?あんまりワイン詳しくないからヴィンテージの定義とかあんまりわからんのですが。
これがひょいっとなんでもない感じで出てきて、しかも結構な量注がれるんですよ。こういう店って意外とワイン全然量注いでくれないとかまあまああるあるなんですけど、普通の店の1.2〜1.3杯分くらいの量あった普通に。
本当にすごいお店だったなー。

シャブリ初めて飲んだんですけどミネラル感が強めの硬質な感じ。キリッとした柑橘っぽさがあったかな。
これまでミネラル感強めの硬質な感じの白ワインってあんまりいい思い出なかったんですがこれは心の底から美味しいと思えたワインでしたね。

 

 

まとめ

なんかもうちょっと日本酒とか美味しかったやつあった気がしたんだけど忘れた。あそこで飲んだの美味しかったけど銘柄控えてなくて忘れたみたいなやつもだいぶある。思い出せてなおかつその時にやる気があったらまた書こうと思います。
甘いものとかの話もしたいけどこれもやる気次第なので予定は未定です。

「田村悠人 ISOLATED」を見た

 

6/6公開の田村悠人 ISOLATEDを見てきました。あまり普段映画タイトルごとに感想を書くことはあまりないのですが今回はチケットにご縁があり、ありがたいことに舞台挨拶まで(それも2回も!)行かせてもらったので、ここで少し忘備録も兼ねて感想を書き留めておこうと思います。長いのでごゆるりと読んでいただければ幸いです。
それなりにネタバレを含みます。

 

まず簡単に「田村悠人 ISOLATED」とはどういう映画か。「田村悠人 ISOLATED」はVシネマ日本統一シリーズのスピンオフという映画になりますね。
日本統一本編は現在68まで出ていて他にも外伝多数という大変長大なシリーズではあるのですが、今回の映画を見るにあたってその前知識等はほぼ不要です。
とりあえずタイトルとなっている田村悠人と劇中で攫われる氷室蓮司は幼馴染で一心同体(なんと公式)だということだけ覚えておけば予習としては100点なんじゃないかなと思います。

では手始めにざっくりとした感想から

 

 

ざっくり感想

 

予告編で「とにかく撃って、斬って、殴って、蹴りまくる」というナレーションが入って「ほう……」と思っていたのですが、本当にその通りでした。田村悠人が100分間ルール無用の泥臭い喧嘩殺法VS中国拳法にムエタイ、カポイエラにシステマetc……みたいな強敵と戦っていく純度の高いアクション映画という感じでした。異種格闘技4番勝負というかアクションの博覧会というか……なんならもはや任侠映画というジャンルとも言えないかもしれない……!(というか、日本統一も田村悠人も知らない人にどういう映画って説明したらいいのかわからないかも!)
龍が如くやってる人なんかだったら、ラスボス戦にたどり着くまでの道中なんかを思い出したりするかも知れないです。あの雰囲気をそのままそっくり映画に落とし込んだような感じだといえば上手いこと伝わる……かもしれない。

 

アクション映画として見た感想としてはそうですね、私は一応映画はちょこちょこ見る方ではありつつ、アクション映画には造詣が深い方ではないんですよね。
というのも、まあこと近年のアクション映画ってどうしてもCG偏重かつ、どうしてもアクション映画ってアクションに主眼が置かれるために話は大味になりやすいので、見た後に何も残らないというか「へーすごいねー」の一言で終わっちゃうことが多く、余程でない限り見ることがないジャンルだとでもあるといえばいいでしょうか。


そこから翻って、今作は全編純粋肉体言語みたいなもので綴られているような、愚直かつ真摯に作られてるアクション映画だったなという印象が強いですね。
血が吹き出し、骨の軋む音がこちらにまで聞こえるような田村悠人と田村悠人に立ちはだかる強敵たちの生身の戦いの記録をこれ以上ないほどに堪能することができる100分かと思います。

 


演出について

 

あえてモノクロにする手法自体は最近流行りつつある気がしていて、例えば有名なところだと、「ゴジラ-1.0」もモノクロ版が上映されましたし、「パラサイト」もモノクロ版がありましたね。その他近年私が見たところだと、A24の「Lighthouse」とか、今年頭に公開された「敵」なんかもモノクロだったり。なので個人的には今回モノクロですと発表された時点でもそれほど抵抗感はなかったかな〜と思います。

日本統一本編でも回想シーンはモノクロだったり(彩度が落としてあるといったほうがいいかもしれないけど)するのですが、今作は逆で回想シーンはカラー、現在進行形で起こっていることはモノクロという。これは意外と見ないかもかなあと思いました。現在進行形で起こっていることはカラーで過去はモノクロでというのは日本統一に限らずよく見ると思うんですけども。(まあそこはとりとめて重要なところではないのかもしれない)

 

あれって多分田村悠人がタイトル通りISOLATED(孤立)してるところがモノクロなんですよね(とは言え、現在進行形で起こっているアクション部分をモノクロにするとなれば逆説的にそれはそうなるだろという話ではあるし、氷室と共闘してるシーンもあるのでやや大味な見立てではあることは承知の上で)
でも氷室に借りたライターだけはしっかり色を持ったままなんですよね。あれもオシャレで良かったです。
同時にじゃあなんだ、氷室蓮司がいない世界は田村悠人にとって色のない世界とでも言いたいのか……!とか思ってやや混乱しましたが、まあ普通に深読みのしすぎでしょう。

とは言え、あのライターが色を持ち続けている辺りライターが氷室の分身のようなものというか、そういう暗示みたいな効果があったりしたのかな〜とか考えてみたり。

そういう意味では個人的には他人のために自分を投げ出しがちなところがある田村の箍のようにも役目もあるように思えましたね、裏を返せば氷室を必ず救い出すというか(まあ当の氷室は……という感じですけど)だってこんなん生きて返すまで死ねないじゃないですか。


最後ライター返す時の「借りっぱなしでしたね」の時の田村の言い方がすごく好きです。なんかあそこすごくいいですよね。

フライヤーやパネルでもあの事務所で煙草を吸ってるシーンがピックアップされてたのも、すごく理解できました。
こういう台詞とかではない、いわば吹き出しの外の演出などのハード面(?)みたいなところから語られている関係の示唆といいますか、そういうのっていいな〜と思いました。

 

あとモノクロ(今)とカラー(過去)でシーンが切り替わるところの演出がものすごくおしゃれ。なんというか、バッカーノとかあのへんのOPが好きだった人とかは結構ときめくんじゃないかな、と思いつつ映画星人の友人にそこはもうものすごく推しておきました。私は煙草と消火器のとこが一番の推しです。多分みんな好きですよね?
OPの時点から今回すごく演出が良かったなと思います。洋画みたいですごくかっこよかった。シームレスにスっと映画に入れる感じがしてすごく好きでしたね。

 


ストーリーの構造について

 

ストーリーについてはそう、冒頭にも書きましたが、田村悠人自体のあらすじは大変シンプルで、田村悠人が攫われた親友氷室蓮司をを助けに行くって流れではあるのですが、ストーリーがまったくないかと言われればそんなこともなく。
もちろんこれについても日本統一本編のことについては知らなくても全然大丈夫。

 

氷室蓮司というのはまあ最強で到底その辺の人間が攫えるような人間ではないのですが(田村悠人の情報公開があったときも誰が氷室蓮司を攫えるのかとざわついていたのは記憶に新しいですね)何があってどういう理由で氷室が攫われたのかとか、その背景みたいなものはちゃんと過不足なく書かれています。

氷室が攫われた経緯と背景自体もそうなんですが、田村がなぜ氷室が攫われた場所にたどり着けたかとか、田村が戦う敵たちの謎にきれいにリンクしていて綺麗に回収されてるな〜と思いました。
アクションシーンのノイズになることもなく、かといって説明不足になるわけでもなく絶妙な塩梅に仕上がってるなぁと思いました。

 

ちょっとメタ的な余談ですが、まあ今回ストーリーに闇バイトが関わってくるわけですね。宗教編の50話代後半あたりで闇バイトの話はサクッとやってはいたけど(日本統一自体が現実の事件をガッツリ反映させてくる傾向にあるかつ、それこそ裏社会ががっつり関わってる闇バイトの話を)こんなさっくり終わらせるんだなあと若干意外に思いながら見ていたところがあったんですよね。
そしたら映画と映画から続く地上波東京編でガッツリやる!ということがわかって、個人的にはそういう意味でもなるほどな、と思ったところがありました。

 

 

細かいところというかキャラクターについて

 

今回河原崎がかなりいいキャラしてましたね。映画だけじゃもったいないんじゃないかってくらいいいキャラ。本当に作中で田村が言ってましたけど良くも悪くも「俺の周りにそんな奴100人くらいいる」ような。
決して彼も善人というか善良ではないんですけど、かといって善性がまったくないわけじゃなく悪に振り切れるわけでもないところに人間味があってとても良かったです。

 

終盤の「娘を、お願いします!」「自分で面倒見ろ!」のくだりがものすごい好きです。すごくいいシーンだし、外伝田村悠人を思い出したりして情緒めちゃくちゃになりかけたりするんだけど、間髪入れない正論パンチすぎてちょっと笑っちゃうみたいなところがあります。唐突な正論パンチに弱いところがあって……。

 

でもそう、そうなんですよね……外伝田村悠人という、ね……私が情緒おかしくして未だに治りきってない外伝(今思えば本腰入れて日本統一見始める切っ掛けだったかも知れない)があるわけです。一応パラレル?の扱いだとは聞いたのでどこまで勘定していいのかはわからないんですけど、ちょっとだけ重なるところもあってなんとも言えない気持ちにはなっちゃいましたよね。


多分「俺にも子どもがいて〜」って河原崎が言い出して、「どっちだよ」って聞いたときにはもう田村はこれ、河原崎のこと放っておけなくなっちゃったんだろうな〜という感じがして……。
若干それますが、田村と子どもといえば女の子のイメージが強いんですよね。前述の外伝田村悠人もそうですし河原崎のこともそうだし。対して氷室って実子が息子だし、北海道編でも少年との絡みがあったりと子どもと言えば男の子との関わりが多いイメージがあるかもしれないです。

 

外伝田村悠人の話が出たのでそのまま繋げると、外伝田村悠人の後半の方で氷室が田村に向ける感情の重たさに半分困惑した(見た当時はまだ過去に色々あったけど二人は仲が良くて〜くらいの感覚でいたんですね)というか、最早ひたすら慄いていた記憶しかないんですけども、氷室が田村に向けるものが重たいとするなら、田村は氷室へ向けるものがとことん強いんだなと今回感じましたね。

 

ラストについてはあそこまで有森の話聞けるようになった田村悠人だいぶ大人になったというか、いい意味で丸くなったんじゃないんですか?と思ったけど「話が長げえんだよ!」で有森をぶち抜く時のあの絶妙な間合いがすごく好き。これも外伝田村悠人の話で恐縮ですが、VS夏木(最終戦)のときの「俺はヤクザだぞ?」を彷彿とさせるものがありとても良かった。その後の「お前さぁ……」×2の氷室もいい。

 

そして唐突に始まる聞き慣れたナレーションで少し楽しくなってしまった。もう親の声より聞いたナレーションだと思います。

 

山村はね「お前がやられたら〜」のくだりで山村が「ワシは?」って聞くところ可愛くて好きですね。どうやらアドリブらしいという話をどこかで拝見してくすっと来ました。他にも「アバラ治りましたわ」とか山村はいかにも末っ子っぽい可愛いところが多くていいですよね。

 

それとそう我らが中島。中島ですよ。尺としては決して長くはないんだけど、インパクトがいかんせん強い!
私は日本統一の中でも多分一、二を争う勢いで中島のことが好きなのですが、映画でもブレることなく中島は中島だったし本当にありがとう。大好き。どうかいつまでもそのままの中島でいてほしい。私は心の底からそう願っております。

 

 

アクションについて

 

前述の通り、私はアクション映画を見てきた方ではないので、浅いことしか語れないというか薄味になってしまいそうなので、ガンアクション好きの友人(日本統一自体は7話まで見てる)と感想戦をした時に言っていたことを交えつつ(個人的な備忘録を兼ねてそちらも併せて)書き記していこうと思います。

 

知っていたけども動きがとにかく綺麗。見せる動きだな〜という感じでさすがだな……と思いました。多分日本統一見てる人大体そうだと思うんですけど、田村のアクションが好きで、それを100分間余すことなく見せてくれるなんて!という話なんですよね。そもそも……。
田村悠人についてはこと喧嘩に対するIQが高いという印象があるんですが、その場にあるもので武器作って応戦して、相手の嫌なことを的確にやる(カポイエラのところで相手の足潰すところとか)とか、とことん喧嘩殺法でそういうところを見せてくれてよかった。(多分)皆が好きな、見たかった田村悠人成分が多分これ以上ないほどに詰め込まれていて大変よろしかったです。
個人的に説明できないけどの好きなシーンは序盤の中国拳法のところで青龍刀が折れてモップで戦い始めると思うのですが、そのモップ部分を足で蹴り落とすところとガードレール飛び越えるところがなんか妙に好きです。田村のそういう細かいところの動きがうまくいえないけどとても好き。あと言うまでもなく田村のマガジン交換シーンはやっぱりいいですよね。

 

友人曰く、田村について戦い方が日本人離れしてる、まず拳銃の構え(あの横向きにしてるやつ)が傭兵のそれだし、なんだったら戦争帰りって言われても信じられる何かとのことで変な笑い声が出ましたね。
弾薬は派手に使うし無駄打ちも多いんだけど、とかく殺意が高い。頭ぶち抜く時は一発だけど、胴体撃つ時は少なくとも二発以上撃ってる辺り、確実に殺すという意志が見て取れるし、実際確殺だからすごいなと感心した(如くで例えるならばムービー銃対策が完璧な人。本当に絶対確殺だから田村は如くに出ても生き残れる男だと思う)……そうです!

 

他にフロップガンについてもちょっと教えてもらったんですが、実銃ですら無煙火薬が主流の時代だけどフロップガンは基本黒色火薬なので一発撃つと銃身は火薬まみれになるし、何発か撃つと火薬が詰まるから分解清掃が必須で本当に手のかかる子なんですよ……とのこと。
フロップガンも役者さんが持ち込んだ私物ってことは相当可愛がってる上に、本当に本人の手に馴染んでいるものなのでは?と言っており、異分野の人間すごいな〜と思いました。小道具周りの解像度もちょっと上がりました。
まあそのへんは私が疎すぎるだけで、皆知ってるような話なのかも知れないですけど。一応備忘録として書いておきます。

 

刺青についても書きたい気持ちはあるんですが、でも多分もう有識者の方々が書いてるだろうし浅いことしか言えないので私からは割愛します。ただすべてのエピソードがとてもいいですよね、田村の刺青に関しては。

 

今回特筆するべきはやっぱり山村でしょう!大活躍でしたよね!
ああ、こんな強かったんだな……とものすごいしみじみしてしまった。そんなに戦えるんだ……。あとものすごく動きが映えますね、スタイリッシュな動きという感じ。でも結構パワー系な感じがしてそういう感じなんだ!?って思ったりもした。なんというか漫画実写とか似合いそうな動きだな〜ってちょっと思ったりしましたかね。
あと知ってはいたんですけど、回し蹴りがすごく綺麗。今回も回し蹴りあってとてもよかった。
友人は山村について、拳銃の構えが制圧射撃寄りでヤクザというより警察寄りだしそんな人にリボルバーもたせたらそりゃもう警察以外の何物でもないじゃん!と言っていました(私もちょっと刑事モノっぽいなとは思ってたけども)
制圧射撃自体は威嚇が主で、人を殺すよりも動きを止めたり、時間を稼ぐことが目的で「自分が死んでも要人を守る」というボディーガード的な動きと言っていて純粋にすごいな〜と思いました。山村の立場とかを考えると理にかなってると言うか、腑に落ちるところが多く……(設定と動きが一致してる感じってなんかこう、よくないですか?)

 

そして思ってたより氷室のアクションシーンが多くてよかった。映画館の大画面で見る戦う氷室蓮司は大変迫力があり、改めて氷室って怖いな〜と思いました。なによりフィジカルが圧倒的すぎる。
個人的に氷室の冷静沈着な頭脳派でありながら喧嘩については戦闘は豪快めというか、パワータイプっぽいところがすごく好きなんですけど、その辺りを遺憾無く発揮しててすごく良かったです。
でも初見の時、ラスボス出てきたか!?と思ったら氷室だった時は思わず笑ってしまいました。だってまさか攫われた人があんな王の風格を纏って蘇ってくるとは思わないじゃないですか……。でもまあ氷室がただ捕まって終わりってことは……ないよなと納得感もありましたね、氷室は氷室だったな〜と!いやなんだか面白くなっちゃった手前そんなこと言っていいのかわかりませんが。(余談ですが本当に予告見たときからどこで打ってるのかわからないくらい太い結束バンドで笑っちゃって本当にすみません)
氷室については攫われる前のところも好きなんですが、日本刀持ってバサバサ敵を薙ぎ倒していくところが好きですね。いかんせん強すぎるから。

 

友人は氷室はヒットマンっぽい動きって言ってました。弾を無駄撃ちせず、最小限の手数で相手を殺すという。頭とか一発で確実に死ぬ急所を狙ってる感じだねとのことでした。割と田村と対称的かも?とのこと。
(ガンアクション、ミリもしらない私向けに)如くだと風間のおやっさんとかが近い感じかな〜との解説をもらいました。
ヒットマンっぽいと言われると、どうしても22辺りの暗殺シーンを思い出します(あれは銃ではなく日本刀でしたけど、あのシーンもすごく好きですね)

 

これは余談なのですがカーチェイスというかカーアクション好きなんだな〜と気付きました。というより車で派手に当たってモノを破壊するというのがなんか好きなんだと思います。(ブルース・ブラザーズ、こち亀、オトナ大帝国、大体私が湧いてるのはカーチェイスのシーンだったな……と。多分子供の頃からそのへん好きだったんでしょうね……)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
基本私が映画の感想を個別で書かないという理由がおわかりいただけたでしょうか。ひとえにもう感想文書くのがヘタクソなんですよ。いらん御託7割のムダに長いだけでまとまりがない感想文しか書けないんですよね。

 

これは余談ですが特撮を追い続けてる弟に坂本監督のことを聞いたら、一般常識のような体で語ってくれたので結構面白かったです。Vシネとかそんなところまでやってるんだ……と逆に向こうも驚いてたのが面白かったですね。こんなところでつながるとはお互い思ってもおらず……。

 

あと日本統一どこから見るか問題、最近ちょいちょい色んな人に聞かれるんですが田村悠人から入っちゃうのは全然ありなんじゃないかな〜と思います。
私も日本統一自体は見始めてからそんなに長いわけではないので、Netflix配信分(本編62話までと外伝山崎一門の6?とかまで、北海道編と関東編、外伝田村悠人、氷室蓮司、中島組)くらい?しか見れていないので一概に言えないと思うのですけれども、今回の映画から入って続く東京編を見るっていう入り方はかなりアリなんじゃないかな〜と思いました。
その他だったら北海道編か、もう1から地道に見るか、山崎一門から見てもらうかかなあと個人的に思ってはいますね(私は本編頭からいきました笑)

 

まだちゃんとパンフレット等読めていないので、なにか変なことを言っていたら……と若干怖いのですが、総評として気骨のある怪作だったなと思います。
では今回はここまで。お付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

 

小説メイキング②〜草稿編〜

 

さて、前回は道具紹介してる間に随分文字食っちゃって一旦切りました。
youtuberのカバンの中身紹介みたいになりがちですね、私のブログは。なんだこれ。

そんなわけで今回は小説メイキングの続き、いよいよ草稿(手書き)をいかに書いてるかについて書いていこうと思います。

 

 

草稿(手書き原稿編)

 

ざっくりプロットをメモ書き程度に書いたらいざ本文に取り掛かります。

といいつつプロットと草稿で順番逆転することもまあまあありますね。ここらへんの順序は結構曖昧です。プロット本当に何も書かないことも全然ありますしね。


ここの草稿で主に使うのはこちら。

 

 

紙

 

中学生の頃からもうずっとレポート用紙使ってますね。

ダブルクリップで留めたレポート用紙を、友人の目の前にドサッと置いて「ノンブル振っといて」って言う……という横暴カス仕草があるあるだったりしました。

 

なんでレポート用紙かというと、レポート用紙ってものすごく手軽で、できた原稿は上に書いた通り適当にダブルクリップで留めておけばいいし、留めておくほどでもなければレポートパッドに挟んでおけばいいんですよね。これが不思議と角以外は折れないんですね。

それでこのページ全体的に没にしたいな〜と思ったらピッと剥がして没稿とでもしておけばいい。後で裏面の白紙部分をメモにでも使えばいいわけです(笑)

 

ルーズリーフだと裏があるだけになんとなく裏使わないとな〜という気分にもなるし、穴は邪魔だし。

原稿用紙に書くのはかっこよくてやっぱり憧れますけど、なんとなくマス目を見ると気負うところがありませんか?私はあります。(たまに使うんですけどね)

 

 

ライフ R2 ファーストレポート B5(横罫)

life-st.jp

 

ライフのレポート用紙ですね。

なんというかおわかりだと思うんですが、全体的にライフばっかり使ってます。

やや薄めの紙ではあるんですが上質でとても書きやすい紙です。後述の通り、万年筆を主に使ってるのである程度紙はいいやつ使いたいんですね。

 

このレポート用紙って9mm罫で、横罫のノートとしては幅が広めにできてるんですね。(一般的な横罫のAが7mmでBが6mmであることを考えると結構広い)

これがまたよくて!

文章を二重線で訂正して新しい文章も割と同じ罫線の中に収めることができるんですね。万年筆一発書きで訂正も迷いもまあまあ多い中で書く上でこの幅の広さには結構救われてるところが大いにあります。

ただ少し入手しづらいので、片田舎の学生やってた頃は文具屋さんで5冊くらい一括注文したりしてましたね。

 

これは文字の大きさとかにもよるのでどうでもいいといえばどうでもいいんですが、私の場合は打ち込むと1枚で大体500文字くらいになります。キリもいいので枚数数えると概算の文字数が結構すぐに出せるという裏技があったりします。

 

 

あたぼうステーショナリー 飾り原稿用紙

www.atasta.biz

 

これは可愛いやつ。

上でも書いた通り基本あんま使わないんですけど、無駄に買い溜めてるやつがあるので、それはいい感じに使ってあげないとな〜と思って最近ちょこちょこ使ってます。

原稿用紙って言うだけでなんかもうワクワクしますけど、まあこれだけ可愛いとやっぱりテンション上がりますよね。

 

万年筆(それも太字の長刀で)で書いてもほとんど裏抜けはしないので、紙としてもかなりいいと思います。

原稿用紙としては若干割高かつちょっと使うのもったいない気もしないではないですがおすすめです。こういうのでモチベ上がるタイプの人は結構いいんじゃないかなと思います。

 

 

 

ペン

 

これはもう基本万年筆です。

なぜなら頭痛薬はボールペンで小説を書き続けて、高校生くらいの時に腱鞘炎で腕やったからです。そこから万年筆をね、使うことになり気づけばこんなことに……。

とか言いつつ最近ボールペンで小説書いて腕めちゃくちゃにしましたけど

 

ただ長刀の太字は罫線には向かないので(書けないことはないけど)ここではF(細字)〜M(中字)くらいの万年筆で書くことが多いですね。

ペンって手の大きさとかにもよるんですが、基本的にはある程度の重さと大きさ、太さがあるものの方が長時間の筆記には向いています。

私は手がまあそこまで大きい方ではないので、キャップしめた状態で14センチもあればだいぶ安定しますね。

 

それを踏まえて今使っているのは以下(元になってるモデルで紹介しますネ)

 

 

プラチナ万年筆 3776 センチュリー

www.platinum-pen.co.jp

 

これの限定モデルシェイプオブハートの第一弾を使ってますね(このブログにも書きましたね)

字幅はEF(極細)です。

ある程度余裕を持った作りでかつ金ペンエントリーモデルとしてもおすすめできる一本ですね。

 

 

パイロット キャップレス

www.pilot-capless.jp

 

その名の通り、キャップがないボールペンのようなノック式の万年筆ですね。

意外なところからペン先が出てきて所見びっくりすると思うし、クリップ部分邪魔じゃないの?って思うかもしれませんが、割と書き始める時にならないのとすぐ慣れる。

 

これの2015年限定モデルのトワイライトを持ってますね。字幅はM(中字)です。

金属製なので重たいんですが、疲れてくると勝手にペンが走ってくれる感じがして「重みのあるペンがいいってこういうことか〜」と納得した一本ですね。

 

 

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実際使ってるやつ。

左が3776センチュリーのシェイプオブハートで右がキャップレスのトワイライトですね。

 

 

 

小説、頭から書くか書けるところから書くか問題


私はやっぱり基本頭から書いていきます。(若干珍しいのかもしれないし、そうでもないのかもしれない)

個人的には書けるところとか書きたいところから書いていくと、書いた時期によって全体としての文の流れとかが徒に切られてしまう感じがある気がしてるんですね。

通しで読んだ時に違和感とまでは言わないにしても、板の継ぎ目に触れたときのような微細ではあるけどもちょっとした感触の違いみたいなものがどうしても拭いきれないような感覚があるといえばいいでしょうか。

 

書きたいところから書いてもいいんですけど、私みたいにガチガチに展開固めるわけでもなく、割とふわふわしてると、途中でシーンの順序変えてみたくなったり、元の予定にはなかったシーンを入れたくなったりっていうのがまま起こるんですよね。

こんな風に頭から書いてる連続性みたいなものから生まれる流れとかの中で閃きとか可能性が生まれることに賭けてるみたいなところがあったりしますかね。

 

もの書いてる人だとある程度経験あるんじゃないかなと思うんですが、筆の乗った時特有の勢いとか、書いてる瞬間にしかないグルーヴ感みたいなものとかがあったりすると思うんですよね。私はそういうものにある程度身を委せてみることにしてます。

割とそういう可視化されない力場みたいなものを信じているところが大いにあるかもしれないですね。

 

もちろん、こういうのに身を委せるのは元の筋書きや構成から逸脱や散逸するリスクを孕んではいるのですが、私はなるべくこういうものを活かしてあげたいなと思っています。

これで多少ズレたとしてもそれもまあ一興かなと。

当然、流れに身を委せすぎてしまうのはそれはそれとして問題だとは思うんですが、話って生き物みたいなものだと思っているので「話を書く」という主導権を明け渡さない程度に流されてみるのはアリかなと思ってます。

 

なので「ここの一文が浮かばない!」とかでピンポイントに後回しにすることこそあれど、シーンでそれはやらないって感じですね。

 

因みに、まだ先のシーンのセリフがふっと湧いてしまった場合は、前回に書いたようなプロット用ノートとかにサクッと書き残しておいたりします。

あるあるなのが、この段階になると書き損じとか没もまあある程度出てくるので、手元にある適当な書き損じのレポート用紙の裏とかにさらさら〜っと書いちゃって「あのメモとった紙どこだ!」とか後でなるっていう……。

そういうことはよくありますね、わはは。

 

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書き損じ裏のめちゃくちゃなメモ一例。

直近だと獅子堂夢の紙原稿ばっかりが残っているのでそればっかりですね。

 

 

 

草稿でやることとそのイメージ


プロットや頭の中の展開をとりあえず紙に乗せて、ちゃんと一本の話として通して読めるような形にするみたいな意識で書いていきます。
この時あんまり細かい表現とか言い回し、誤字とか(手書きなので余計にね)の部分にはこだわり過ぎず、全体の雰囲気とか流れや勢いを損ねないようにやっていくイメージですね。

この辺は絵で言うところの形をとって陰影を乗せてなんとなく空気感を出してあげる工程に近いですかね。(絵もここの段階で細かい描写をしすぎるとまあ上手くいかんもんです)

 

完璧じゃなくていいんですよ。完璧に仕上げるのは明日の自分に任せればいいんです。

……って書くと一見最悪の他力本願なように見えますが、この割り切りは意外と重要なんじゃないかなと個人的には思っています。

 

というのも、足し算をする(ここでは話を書いていくこと)頭と引き算をする(ここでは校正をすること)頭は結構別物だと思うんですよね。

話を書きたいって割と衝動寄りの行動だと思うんですが、校正は地道だし厳しい目で自分の書いたものを読み直して訂正しなきゃいけないってかなり理性的な分野だと思うんですね。

そんな相反する性質のものを逐一切り替えながら書くのは、頭にも負担がかかる分疲れるし、思考の方法としても不必要にリソース割いてる気がするので誤字とか言い回し、文章のテンポとかそういう調整じみた理性の分野は打ち込みの領域で一気にやればいいと思ってます。

 

これを同時にやっちゃうと一気に話を書くにしては勢いが劣り、校正としてもグダつくという具合になりがちなので、何より中途半端な感じになってしまうわけです。
遅筆の原因はこの辺にもあったかもなぁという気がしたりしなかったり(PCだけでやってた時は納得いく言い回しが出てくるまでうんうん唸って先に進めなかったので……)


あとここで(たとえ若干滅茶苦茶だったとて)書きたいことを書ききっておくことで次段階の打ち込むところで冷静な目で見れるというか。
情景描写、展開、作中のキャラクターの動作言動に至るまで、作中に何を語り何を語らないでおくかの取捨選択がちゃんとできる気がしてます。

 

 

 

手書きの利点って何?

 

手書き(紙)の利点はなんて言ってもやはり3次元的な書き方ができることかなあと思います。
訂正もそうだし、あ〜ここでこんな一文追加したいけど今更修正器使うのはな〜(万年筆のインクとの相性がすこぶる悪いので私は修正器は基本使わないんですけどね)って時とかあると思うんですよね。

 

矢印引っ張って枠外に思いついた文書いておいて、いざPCで打ち込む際にいい感じに入れてあげればいいわけです。

 

 

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こんな具合で書いてますねという一例。ひどい中のまだマシな方の原稿。9mm罫線を使ってるかをなんとなくわかってくれたら幸いです。

それよりこれまだ出してない話かも。

 


PCもまあ少し消して入れてあげればいいのはそうなのだけれど、元々書いていた文をそのまま残しといてあげられるってのが個人的には利点かなと思っています。(PCでやろうと思えばできるのだろうけど、結構支離滅裂になって読みづらいというか収拾がつかない感じになる気がしている)

それで後の校正のところでどちらかを削るもよし、どっちも入れるのもよし、もしくは二文をいい感じに組みかえて綺麗な一文に仕上げてあげてもよしという具合に可能性をギリギリまで残しておけるのがいいなと思います。


完璧じゃなくていいとは書きましたが、むしろ完全に纏まってない不完全な状態であること自体がこの時点では割と有用だったりするかもしれないですね。
数学とかの導式は残しておきましょうとかあんな感じです。昔は馬鹿じゃねえのとか思ってたけど今ならその意味がまあ身に染みて理解できます。

 

あと、これは私の扱いが乱雑すぎる問題があるのでなんとも言えないんですが、レポート用紙から5〜10枚毟ってボールペンのクリップで留めておけば割と軽いしその気になれば意外とどこでも書けます。(万年筆は流石にそうはいかないけど)

割と旅先にはこんな感じで紙持っていってることが多いですね。(旅先の荷物を極限まで削る界隈)

 

 

 

草稿の完成

 

そんな感じでぐちゃぐちゃと書き進めて草稿もとい第一稿が上がるわけですね。

大体そんな感じで書いてるので完成した紙面はだいぶめちゃくちゃで、有り体に言えば可読性がめちゃくちゃ悪いわけです。

多分長年読んでもらってる友人もここの段階の紙だけ渡されたら読めないじゃないんですかね。訂正少なければイケると思うけど、まずそんなことそうそうないので……。

 

 

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原稿用紙版。これはなかなかにひどいタイプの原稿ですね。獅子堂夢のラストの方だと思う。

これよりひどい原稿も余裕であるんですが、色んな意味で「見せられないよ!」というタイプの原稿なので割愛します。

 

 

じゃあ自分で読めんの?と言われたら、若干疲れるけど一応読めます(笑)

一応人にはうまく説明できないけど、この場合はこの文とこの文の間に欄外の文は入るとか、こっちにこう引っ張ってあればここの文だな〜とか法則があるんですよね。

大体「今、自分がこの行書いてるとしてここに追加で文入れたかったらここに書くな〜」みたいな予測もある程度できるので、そんな感じで読んでます。

あとは大体覚えてますね。どんな文を入れようと思ったのかとかそれをどこに書いたとかなんとなくは覚えてるので、いい感じに解釈しつつ気合いで読みます。

 

で、まあ手書き原稿じゃネットには上げられないので、ここから清書と校正を兼ねてPCのエディターに打ち込んでいく形になりますね。

草稿とはいいつつこんな感じなので、この手書きの草稿が頭から終わりまで貫通した暁には(話としては)7,8割型は完成してるって状態ではありますかね。

時間的にはここまでで4〜6割ってとこになるかな、と思います。

 

 

まただいぶ長くなったので今回は一旦ここまで。

要るのか要らないのかだいぶ怪しいけど、一応次回最後の打ち込み(清書)について(気力があったら)書こうと思います。では。

 

 

小説メイキング① 〜プロット編〜

 

 

最近私生活が忙しい割になんとなく気力がある頭痛薬です。どうもこんにちは。

小説のメイキングに憧れていたところがあるんですが、私の場合思いつきのネタが「いける(書ける)な〜」と思ったらもう順当に上から書いていくってだけだったのであんまり書けることなかったんですよね。

道具もPCだけで(まあときによりスマホで書いてたこともあったけど)ほんとこれと言って話すことねえな〜って感じだったんですけど、最近書き方を変えたのでそのへんの話を書いていこうかなと思います。

ほんとに手間しかないし、傍から見るとかなり非合理な方法なのであんま参考にはならないと思います。変な人がいるんだな〜くらいでみてくれれば幸いです。

 

 

じゃあまずどうやって書いているのか

 

まず手書きで草稿を通しで書き、できた草稿をPCでひたすら打ち込むという二段構えで制作してます。

ざっくり下書きと清書という感じで捉えてもらえればいいと思います。

 

手書きの時点で「は?」という感じだし、その上にPCに打ち込んでるとか自分でもまあだいぶ非合理だな……と思うし、それ故に少し恥ずかしいところもあるんですけども今はそんな感じです。

 

今の頭痛薬(のアカウント)を立ててからはずっと一発PCで打ち込んでたんですけど、(ご存じの方いらっしゃるかどうかわかりませんが)大変遅筆でして。試しに紙が手元にあったので詰まってるところを紙に書き起こしたらスルッと書けたので、紙に戻してみるか〜となって最近このクソめんどくさい二段構えで書くという前時代的な方式に戻りました。

 

 

 

そもそもなんで小説を手書きで書いてたのか

 

というのも、私が本格的に小説書き始めたのが大体中学生くらいだったわけですが、このときは一切オタクではなかったので、当然のように一次創作でそれ以外で小説を書くなんて頭はなかったんですね。

それにまあ中学生の書くものなんてたかが知れてるし、ごく身内だけで回してええ感じにチヤホヤされてただけだったのでネットに小説を上げるなんてことを考えてなかったわけです。

 

(個人用)PCとスマホもまだ持ってなかったし、私が小説をネットに投稿するようになったのはかなり遅いのでそこまでは笑えることに全部手書きでした。

 

なんだったら投稿するようになってもうまく行ったやつだけ打ち込んでpixivへ上げるという感じだったので、そこからもまあ……暫くは基本は手書きでしたネ。

 

 

 

プロット編

 

プロットは手書きですね。

PCだけで書いてたとき(は、あまりプロット作らなかったけど)ですらも、このへんは手書きでした。

 

大体ネタを思いついて、全体6,7割くらいの具体的なイメージがふわっと固まったあたりで「あ、イケそうだな」と思う感じです。イケそうだなと思ったら書き始めます。

 

上に書いた通りというかプロットはあんまり書かない方なんですが、最近は書きたいシーンとかセリフをド忘れしがちなので、大体の展開の流れとかこのセリフは入れたいみたいなのを書くようになりましたね。自分がわかれば充分なので、本当にメモ書き程度にざっくり書き起こしていきます。

まあこのへんは一種の拡張メモリみたいな感じのイメージですね。

 

あとはダラダラ紙面に字を書いてる間にこれだ!となったりするので思考の道具でもあるかもしれない。(まあこれはどっちかというとプロットと言うより単純に萌え語りと言うか疑問を書き殴ってるだけなのだけれど)自己との対話というか……なんというか、思考というか思想というか解釈とかを煮詰めるような作業かもしれないですね。

自己との対話とかカッコつけたようなこと書きましたけど、本当にこのブログに書いてるような、他人に語りかけるみたいな調子で書いてることが多いです。

 

だいぶ傍から見ると痛々しいんですが、対人に語りかけるような感じで書くと端的に説明するような言葉がポロッと出てきたりするので、有用だなあと個人的には思ってます。個人的には。

まあさしずめ未来の自分への申し送りというか、交換日記してるみたいな感覚でしょうか。

 

 

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これはまさにメモ書き程度のプロットですね。書き終わったシーンにチェック入れてる形跡も見受けられます。

 

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こっちは萌え語りみたいなやつ、まあ気持ち悪いですね。因みに上下どっちもコクヨのファインライターで書いてます。

 

 

 

プロット書くときに使ってるノートとかペン

 

道具として、昔はA5くらいのノートにびっしり書き連ねていたんですが(中高生時代はなんとこの辺を内職で作ってたからです、当時の成績はお察しですネ)今は大判の白紙をつかうことが多いです。

横罫に書くというのはそれなりに秩序めいていて、今の思いついたときにメモをしておくみたいなスタイルとは相性が悪いんですね。あと大判の白紙の上に好き勝手文字を書く独特の心地よさがあったりします。

 

ノートはね、何個かあってそれを気分とか一番近くにあったからとか諸々の理由で適当に使い分けてます。

 

 

sakaeテクニカルペーパー トモエリバーFPペーパーパッド100枚 A4

 

www.sakaetp.ne.jp

 

トモエリバーの薄い紙に書くあのシャリシャリしたような滑らかなような、あの感じが結構好きです。なんだかんだ万年筆のインクは裏抜けしやすいし(紙が薄いから)若干割高ではあるんですけどね。

 

 

カキモリ オーダーノート

 

kakimori.com

 

頭痛薬の文具云々の話をなんとなく知ってる人にはおなじみかもしれない、カキモリのオーダーノートですね。

もうここまでくるとカキモリの回し者みたいなんですけど、もうそれでいいです。私は文具のことは大体カキモリで学んだので(笑)

私はここで5,6冊?(では利かないかも)くらいノート作ってます。

 

その名の通り、表紙、中紙(最大4つまで選べる)、留め具をセレクトして自分だけの一冊を作れる!みたいなものです。

プロットの書き出しで今使ってるやつはB5で作ってますね。

今の構成としては、「NEUE GRAY(ノイエグレー)」、「トモエリバー」、「LIFEペーパー」(後述のLIFEが作ってる定番の紙ですね)、「コンケラーレイド」って感じですね。

ノイエグレーは今回始めて入れたけどこれがなかなか結構いい紙。

 

コンケラーレイドは昔作ったノートに入れていらんかったかもなと思いつつも入れて、再びいらんかったかもな……になってます。あれはあくまで便箋だからいいのだ……。

でも凸凹した質感が好きな人ならあり。因みにカキモリオーダーノートの中でも結構お高い紙なので一回試筆したほうがいいかも!

 

オーダーノート、ジャポニカ学習帳みたいな値段を想像してると、目ん玉ひん剥くことになると思いますが、体験としてもここは一つ楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

 

 

ライフ レポート用紙 プレインレポート A4

 

www.amazon.co.jp

 

 

(公式サイトがエラー起こしてるっぽいのでamazonのリンクですみませんね)

これはもうざかざか書く用。A4派。なんかもう慣れた紙なのでも気兼ねなく使えます(とはいえ、Campusとかマルマンに比べたらちょっと割高ではあるのだけれど)

 

意外とブレインレポートは売ってる所が少ない(まあ無地はそれでも比較的手に入りやすいけど)ので、物のあるなしで下のリンクのノーブルを買うことも極稀にあります。

ノーブルのほうがちょっとお高めで紙もいいものではあるけど、ちょっと気合入っちゃうのでブレインレポートのほうがやっぱ安心するところがあったりしますね。

 

 

www.amazon.co.jp

 

 

 

コクヨ ファインライター

 

www.kokuyo-st.co.jp

 

 

ここからはペンを紹介しようと思います。

コクヨのファインライター、そうコクヨといえばあのCampusノートのコクヨです。まあ、詳しいペンの機構についてはリンク先を呼んでもらうとして……書き心地としては硬めのフェルトペンとかサインペンみたいな感じといえば伝わりやすいでしょうか。

 

まあつまりペン先は少々太めというわけなんですが、無地罫のでかいノートにこういうペンでざかざか書くのって本当にお気楽で気分が良いというか、相性がいいんですよね。

キャップ式ではありますが、万年筆のようにスクリューキャップではないので機動性も比較的良くて、ふっとメモしておこうと思ったときにもサラッと使えるし、そういうところが気に入ってます。

 

 

 

セーラー万年筆 長刀研ぎ(B)

 

sailor.co.jp

 

まあこれについてはあんま宛にしないでください(笑)

10年ほど前、文具に肩まで浸かってた頃(当時にしては)自分の誕生日に大奮発して買ったやつですね。もう特殊ペン先だし堂々と太字を買いました。

 

太字はとにかくインクフローがいいので、明るめの濃淡が出やすいインクを入れて使ってます。ぬらぬらとした書き心地でねとても楽しいんですね。こういうプロットとかアイディア出しみたいな段階にはうってつけのペン先だと思います。

最後に、一応書いておきますが私は別に富豪ってわけじゃないですからね。本当に。

 

10年ほど前は、その頃は2.5万で買えたんですよ、ほんとに。

 

 

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これは実際のオーダーノートとファインライター(左)と長刀万年筆(右)ですね

 

 

 

道具紹介してるだけでだいぶ長くなったので今回はここまで。

次回、実際の草稿を書いて、打ち込みをする段階についてそれぞれ書いていければいいなと思います。